令和4年度 京都府予算案の補助金事業①

京都府の令和4年度予算案で示されている補助金から事業者さん向けの補助金をピックアップします。
具体的な募集時期や要領等は募集前に示されますので、まだ分かりませんが、今後の参考にしてください。
もしかしたら貴社にぴったりの補助金があるかもしれません。

WITHコロナ・POSTコロナチャレンジ補助金

金融と経営の一体型支援を推進する中小企業応援隊の応援ツールとして、中小企業の経営安定と成長をサポートする「ステップアップ枠」とコロナ禍でのビジネスモデル転換を支援する「チャレンジ枠」により個々の企業の状況に応じたきめ細かい支援を実施
(京都府HP https://www.pref.kyoto.jp/yosan/)

中小企業応援隊の支援ツールとなっていますので、中小企業応援隊の伴走支援を受ける必要があります。
※中小企業応援隊とは、京都府下の商工会・商工会議所・京都府中小企業団体中央会・(公財)京都産業21等の、中小企業支援機関の職員を中小企業応援隊として任命し、中小企業の支援を行う制度です。

ステップアップ枠

対象者 小規模企業者等 中小企業者
補助率 2/3 1/2
補助上限 20万円 30万円

ステップアップ枠は、「中小企業の経営と安定をサポート」となっていますので、売上向上や生産性の向上などのために行う設備投資等が対象となります。
補助金額は大きくありませんが、中小企業応援隊の支援と相まって、使いやすい補助金です。
小規模事業者等の場合は、30万円の経費支出に対して20万円の補助金、
中小企業者でも、60万円の経費支出に対して30万円の補助金、
となりますので、ちょっとした設備導入等に使える補助金ですね。

チャレンジ枠

対象者 小規模企業者等 中小企業者
補助率 2/3 1/2
補助上限 60万円 80万円

チャレンジ枠はビジネスモデルの転換等を支援するとなっていますので、現在の事業での売上向上や生産性向上を図るのではなく、多角化や業態変更等を行う事業者に向けた補助金です。
そのため、チャレンジ枠よりも補助金の額が大きくなっています。

こんな事業者さんにおススメ

この補助金は中小企業応援隊の伴走支援ツールとなっています。
なので、事業計画の作成や申請書類の作成、事業に対してのアドバイス等も中小企業応援隊に相談しながら進めることが出来ます。
それぞれの地域の商工会や商工会議所、京都府全体なら公益財団法人京都産業21がそれぞれ実施主体になると思われ、それぞれ募集時期もそれぞれで違うと思われます。
実施主体によっては公に募集されずに、中小企業応援隊の支援先にこの補助金を勧めることで、予算が埋まる場合もあるかと思います。
広く募集される一般的な補助金に比べて、やや入口が狭いように思いますが、
比較的小さな設備投資にも使える使い勝手の良い補助金です。

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