中小企業省力化投資補助金 一般型

中小企業省力化投資補助金 は、昨年の6月から始まっている補助金です。
中小企業省力化投資補助金は、今までの一般的な補助金とは少し違った特徴があります。
それは、ホームページに掲載されている「製品カタログ」から導入する機器を選んで補助金の申請を行うというものです。
中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)という名称になっています。

一般型とは?

それでは、今回の中小企業省力化投資補助金(一般型)は何が違うねん?ってところなんですが、
どちらかというと今までの一般的な補助金と同じで、導入する機器等は申請者さんが自由に選んで申請します。
カタログの中から選べっていうことはありません。
ただ、汎用機械を購入したいから一般型で補助金申請しますっていうのはダメでして、
カタログ型・ものづくり補助金との違いがチラシに掲載されていました。


※中小企業省力化投資補助金 一般型の案内チラシから抜粋

省力化のための汎用設備は カタログ注文型
省力化のためのオーダーメイド設備等は 一般型
革新的な新製品・新サービスのための設備は ものづくり補助金

と、明確に守備範囲が分かれていますね。ここを間違えて申請すると、まず採択されないでしょうね。

オーダーメイド設備ってなんやねん?

では、オーダーメイド設備ってなんやねん?って話になるのですが、
例として、以下の内容がチラシに記載されています。

  1. 通信販売事業でオンラインショッピングの顧客数及び購買量に対応するため、
    自動梱包機及び倉庫管理システムをオーダーメイドで開発・導入
  2. 自動車関連部品製造事業で検査が難しい微細な自動車関連部品の製造を効率的に行うため、
    最新のデジタルカメラやAI技術等を活用した自動外観検査装置を事業者の現場に合わせた形で導入

とあります。

1.は設備そのものをオーダーメイドで開発するパターン。
機械を一から開発する必要があるわけではなく、既存の汎用機械を自社に合わせてカスタマイズすることもオーダーメイドとして認められるようです。

2.については、現場に応じて汎用設備・システムを組み合わせたパターン。
複数の設備で一つの生産ラインを構築するような形ですね。

単に汎用設備を導入したい場合はこの補助金の対象にはなりません。

申請スケジュール 結構タイトなスケジュールです!

この補助金のスケジュールは、
3月上旬 申請様式公開
3月中旬 申請受付開始
3月下旬 申請締め切り
となっています。申請の受付から締め切りまで非常にタイトなスケジュールですので、
申請を考えている事業者さんは、なるべく早く準備を始めましょう。

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