補助金申請の検討は事業を思い描いたらすぐに!

補助金申請のご支援では、頑張って申請したが不採択になることもあります。

残念ながら不採択になった申請の特徴として、
申請期限ギリギリのスケジュールで申請準備を始める場合が多いです。

その理由として

① じっくりヒアリングが出来ない
事業計画作成のご支援に不足がないヒアリングの時間は確保するのですが、案外、ヒアリングから外れた雑談の中にヒントが見つかることも多いです。
それは、経営者さんが事業のプラスになるとは思っていない・事業計画に役に立つと思っていない情報です。
時間が無いと、どうしても必要最低限のヒアリングになってしまい、こうした情報が得られないことがあります。
慌ただしく補助金申請が終わった後、じっくり経営者さんとお話しすると、事業計画に書きたかったお話が出てきたりして悔しい思いをすることがあります。

②加点を狙えない
補助金には加点というものがあります。これは、審査の際にある一定の条件を満たしていると、点数がプラスされるというものです。
私が補助金の審査員をした経験では、審査の当落線上に多くの申請がひしめき合っています。極端に良い事業計画も少なければ極端に悪い事業計画も少ないのが実情です。ですので加点の有る無しが合否に影響する場合があります。
加点の中には、経営革新計画認証制度のように時間をかけて取得する必要があるものや、事業継続力強化計画のように比較的簡単に短期間で取得できるものもあります。短時間で取得できるものに関しては、確実に加点を取っておきたいです。簡単な加点は多くの申請者さんが取っていますので、取っていないと不利になります。
もう少し早くご相談頂けていれば加点が狙えたのに・・・ということもあります。

③有利な補助金を狙えない
補助金で購入したい設備をいよいよ購入したいという段階で、補助金を検討される場合があります。
補助金は、原則として申請し、採択された後に設備の購入等を行う必要があります。
例えば、2か月後に購入したい場合は、2か月後までに採択される必要がありますので、申請できる補助金も今募集している補助金等に限られます。
仮に半年後に設備を導入したい場合、もう少し待てば募集されるより有利な補助金に応募することも可能です。
補助金によって、対象の事業・補助金額・補助率等が違います。ニーズに合わせた補助金に申請することが重要です。申請する補助金の選択肢を狭めないためには、早くからの準備が必要です。

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